税理士選びの旅へGO

次にめぼしい税理士事務所を探しましょう。
できれば、３つくらいピックアップして、比較して選びたいところです。
なぜ比較することをオススメするかと言いますと比較しないと、その税理士が良いか悪いかは分からないからです。

これまでの経験から分かったのですが税理士選びに失敗している社長は１人の税理士としか会っていません。そして、その税理士と何十年も付き合っている。
「でも、３つも探せないしなあ～」
そうですよね。普段、旨い店を探すように、税理士事務所がどこにあるのか？と思いながら、道を歩いてないですから。

税理士を探す方法としては、（１）友人・知人の紹介、（２）タウンページ、（３）インターネット、（４）税理士会に電話をする、（５）マッチングサイトを利用する、があります。

（１）友人・知人の紹介

経営者の友人・知人に紹介してもらう。税理士がお客様の獲得する１番メジャーなルートでもあります。
普通の人で税理士の知り合いが何人もいる、という方は少ないです。だいたいは自分が使っている税理士を紹介してくれます。
しかし、注意してください。紹介してくれた税理士があなたに合うとは限りません。（もしかすると、友人・知人も不満を持っているかもしれません。）それは、友人・知人とは 1.業種、2. 規模、3. ニーズ、4. 性格が違うからです。
紹介されたら以下のことを聞いて、あなたに合いそうか判断してください。

（２）タウンページ

税理士業界には広告規制がありました。数年前に廃止されましたが、それまでは自由に広告を打てなかったのです。なので、広告に後ろ向きな方が圧倒的多数です。
しかし、前向きに事業をやろうという税理士は有料で枠を買って広告を出しています。そういう前向きな事業欲がある方を何人かピックアップすることをオススメします。 （広告のセンスがいい業界ではないですが…。）

（３）インターネット

ホームページを構えている税理士も増えてきました。特に若い税理士に多いと思います。ほとんどに事務所は業務内容や仕事に対する考え方を載せています。あなたのニーズや考えに合う事務所をピックアップしてください。

（４）税理士会に電話をする

税理士会に電話をすると、地域の税理士をあっせんしてくれます。ただ、税理士会の方は、どの税理士がどんなサービスを提供しているかまでは、知りません。
しかし、住所、連絡先、性別、年齢は完璧に把握しています。
自社の近くの人がいいのか？それとも遠くの人がいいのか？ 男性がいいのか？女性がいいのか？ 若い人がいいのか？年配の人がいいのか？
あなたの希望を伝えれば、何人かピックアップしてくれます。

（５）マッチングサイトを利用する

あなたの希望を伝えると、あなたの希望に沿った税理士を紹介してくれるサイトがいくつかあります。紹介された税理士とあなたが顧問契約を締結すると税理士から紹介料を貰う、という商売です。
あなたの希望を伝えれば、条件に合った人を紹介してもらえますから利用してみるのもいいと思います。