商売って、楽しい!
私は商売が大好きです。自分でやる事はもちろん、他の商売を見るのも大好きです。
自分が好きな事を仕事にして、お金と感謝を頂ける。
こんなに楽しく素晴らしいものは、他にはありません。
もちろん、辛い時も大変な時もあって、落胆する時もあります。
提案した事がうまくいったり、悩み事の相談にのって一緒に解決した時。
そんな時の御客様の喜ぶ顔を見たり、「ありがとう!」という感謝の言葉と頂くと辛い事は私の脳味噌から消え去り、「ああ、この仕事で良かった!」という感情が全身を駆け巡ります。
命が尽きるまで、この仕事をしていたい。
「やらされる」のではなく「やりたい」事を仕事にしているからだと思います。
「商い(あきない)は、「飽きない」だよ」と言う言葉の意味が、だんだんと分かってきました。
この仕事に導いて下さった、両親、前職の所長、諸先輩方に感謝です。
私達の商売の領域は「会計」と「税務」です。「やらされ仕事」の代表格のようなものです(笑)。
御安心下さい。私だって経理作業は好きではありません。一応プロの税理士ですが、本当です。
そもそも、自分で商売をやろうという人が、机の前でコツコツと領収書を貼ったり通帳を記帳しに行く事が好きなはずがありません。
「会計」は何のためにあるのか?
学生時代、サラリーマン時代は、はっきり分かりませんでした。
今は、私の中に確信があります。
「好きな仕事をやり続けるため」です。
商売をゲームに例えれば、お金が尽きた時点でゲームオーバーです。
やり直すこともできなくは無いですが、なるべくそうなりたくありません。
あなたも同じだと思います。
お金が尽きないようにしていく。
そして、好きな商売を愉しく続けていく。
儲かる時もあれば、そうでない時もある。
そういう、いろいろを乗り越えて、好きな商売を続けていく。
その為に、「会計」というツールや会計の考え方を応用して、商売がどういう状態か測定していく。
お金が増えれば増えるほど、リスクを許容しながら思い切ったことができるようになります。
強い会社に育てていき、「打ち手」をたくさん打てる会社になっていく。
「打ち手」が多く打てるほど、商売も楽しくなりますから。
私が会計をする目的は正にこの点でありそういう視点で会計をすることを私は提案しています。
次に税金。
「税金をたくさん払いたい!」と心から願っている人がどれだけいるでしょうか?
「何かいい節税の方法って無いの?」という御相談が多い事から考えると「たくさん払いたい」と願っている人は少ないでしょう。
御安心下さい。私だって「たくさん」払いたくないです。出来る事なら少なくしたい。
でも、脱税はしたくない。私の場合、脱税したら税理士資格剥奪ですから。
商売をやるからには儲けたい・儲かりたい。
お金持ちになりたい、お金に困らないようになりたい。
こう考えるのは自然でしょうし、これが目的で商売を始める方も多いでしょう。
しかし、儲かると税金がかかる。儲かれば儲かるほど、税金は多くなる。
だから、節税したい。そして、経費を使い過ぎたり、変な生命保険に入ったりする。
結局、お金が残らず、「何のために頑張ってきたんだろう?」という思いだけが残る。
本末転倒とは、正にこの事です。
「上手な税金との付き合い方」があります。これは、主に心のありかたです。
先ほどの負のスパイラル、悪循環を断ち切るための考え方です。
「上手な税金との付き合い方」を支える1つに「お金が減らない節税」があります。
開業以来、ずっと研究してきた事です。自信はあります。
「上手な税金との付き合い方」をマスターすると、税金を払うことが苦痛ではなくなります。
時々、喜びに感じることもある方もいらっしゃいます。
商売をやり続けるかぎり、毎年税金を払うのです。早目に税金と折り合いをつけた方が幸せです。
「会計(資金繰り)」も「税金」も「経営」という総合芸術の1つの領域でしかありません。
商品力だけではダメ。集客が優れていてもクロージングが下手ならダメ。
集客力がある商品を独占的に扱っていて、クロージングも上手だとしても資金が尽きそうだったら、動くことすらできない。
全てはバランス。商売を進める上で、どれも欠かすことのできない領域です。
私達は「会計(資金繰り」、「税金」、主にこの2つの領域をサポートさせて頂きます。
そして、御客様に楽しく商売をして欲しい。
それが私達の願いです。