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お金・時間・考え方の蓄えを作るのが変革への第一歩

お金に関する漠然とした不安は「なかなか売上げが上がらない」「なかなか利益がでない」「借金が減らない」など経営者によって様々です。
とくに「現在の売上げがいつまで続くのだろう」という不安は多くの経営者に共通する不安のように感じます。
この不安を解消するためには、現状を変えていくか、新しいものを産み出していくしかありません。
そして、そのためには「変えるためのお金と時間を確保する」しかないのです。

たとえば…。 トラブル対応におわれている方は、過去の仕事の納入の不備のために時間を使っています。借り入れや返済に苦労している方は、過去にお金が不十分だった自分を助けるために時間を使っています。
経営者の時間を、未来のために使いましょう！
そのための基本となるのが、会社のお金の流れを正確に把握することなのです。

私自身もそうですが「変えよう！」と思ったとき「大きなことから変えなくてはならない」と思う方が多いように思います。
とくに男性の場合は「男ならこれくらいは！」という大きな捉え方をしてしまう傾向があり、急激に人とお金を投下する考えを持つこともあります。

「今日から経営を変えるぞ！」と何もかも変えてしまおうとしても周囲は戸惑うばかりです。
大きなシステムの導入、人事の大胆な一新など、どれも良いのですが急ハンドルを切るのではなく、少しずつ良い方向に変えていく方法もあるものです。

今すぐ出来るおすすめの方法があります。
変えたいと思うことを３０個以上、紙に書き出してみましょう。あなたの心に思い描くことをとにかく紙に書いてみるのです。

若い経営者の中には「（親である）社長をやめさせる」などと書く人もいるかもしれませんね（笑）
そういったすぐには現実化できそうにないことでなく「最もお金がかからずに、今から出来そうなこと」を１つ選んで、すぐにやってみましょう。その「変えた」ことが自信になりますし、実際にやってみたことを評価することができます。
もっとも小さな事を選んでいるはずですから、失敗したとして影響も小さいものですから、思い切ってやってみましょう。