昨日、僕の実家は4代続いた和菓子屋で
僕はそこの長男、ということを書きました。
4代続いた、と言っても田舎の小さい和菓子屋です。
ちなみに、洋菓子もやってます。正確には和洋菓子屋でしょうか?
で、僕の実家はどうなるか?
結論的には廃業です。
消去法で廃業を選択せざるを得なかった、のではなく
僕の親は継がせたくなかった。
だから、廃業を選択した、ということなんです。
途中で心が動いたことがあったみたいですが
子供のころから「継ぐな」と言われて育ってきました。
周りは「継いだ方がいい」とか「継ぐなきゃならないよ」とか
言う人もいて、子供の頃は「いったいどっちなんだ~?」と
悩んだ時期もありましたが、結局は継ぎませんでした。
自分で言うのもなんですが
僕の父親の達見だと考えています。
商売を継ぎ、男児が産まれても、子供に継がせる気は無かった。
なので、継がせなくても良いような商売の仕組みに変えていった。
で、自分たちが「もういい」と思ったら店を閉めると思います。
自分の実家を継がなかった税理士が
お客様の会社を父親から子供にバトンパスするお手伝いをしている。
時々、「俺には資格があるのかなあ?」と思います。