昨日、ある営業の方が来られた。
昼の11時頃だろうか。
通常、月末と月初は会社内で事務仕事をしていることが多く
昨日は新規のお客様の件で、社内で打ち合わせをしているところでした。
簡単な打ち合わせですが、佳境に入り熱も入ってきました。
そこへ突然の訪問、となった訳です。
このタイミングで打ち合わせを中断してしまうとスッキリしない。
途中で切り上げることになりますから
イチから、とは言わなくても、再度、話をしなくてはならない。
自分と社員の時間もロスしてしまう。
仕事も進まなくなってしまうし、仮に進めたとても完成度は低くなる可能性もある。
そうなった時のリカバリーで時間をロスしてしまう可能性もある。
ここまで考えた上で
「すいません。いりません。申し訳ありませんが、お引き取り下さい。」
と、一言伝えました。
こう言えば、邪魔されることなく打ち合わせを継続できると思ったからです。
しかし、先方も引き下がりません(ある意味、当然です。)
しかも、上司風の人も同伴しています。
いろいろと食い下がってきますが、私の優先事項は打ち合わせの継続。
「お電話でも伝えたように、全く興味がありません。」でトドメ。
(数日前に電話でも営業されたのですが、その時も事務仕事中で
いろいろと考えている時でした。思考を邪魔されたくないので
思考が途切れる前に電話を切るために、断りました。)
で、お帰り頂きました。
全く別の時間帯だったら、どうだったでしょう?
私が1日の仕事を終え、ぼけ~としている時だったり
打ち合わせをしておらず、仕事の切れ目だったり、ちょっと飽きちゃった時など。
私は話を聞いていたと思います。
打ち合わせと思考を継続したいが為に断ったのであって
心の底から不必要だと思って断ったのでは無いのです。
なので、少し「断っちゃったけど、よかったのかな?」という後悔もあります。
心の底から不必要と思っていれば、昨年依頼しません。
時々、お客様から「社員の話を聞いてやって欲しい」と依頼され聞いてみると
「営業に言っても断られる」という悩み、ということがあります。
「断られる」ということに慣れていない、又は、真に受けてしまうので
(慣れる人は少ないと思うのですが・・・)
心が折れそうなんですね。「営業がツライ・・・」と。
こういう事を知っていれば、少しは違うんじゃないかなあ?と思います。