英語が喋れますか?
外国人に話しかけられて困っちゃったこと、1回くらいあるかもしれません。
私もあります。
日本なのに、どこから見ても日本人顔なのに
いつも通る道を歩いていたら、鼻が高い外国人に
英語で喋りかけられて、どうしようどうしようと
オロオロして困っちゃっいました。
なぜ、困るんでしょうか?
その理由の1つは、あなたが喋る言葉=日本語を
理解してくれないからです。
つまり、あなたの前に現れてしまった外国人は
日本語を理解できず、他の言葉なら理解できるのです。
銀行員にも同じことが言えます。
イヤ、銀行員も日本人です。
当然、日本語を話し、理解する事ができます。
日本語に加えて銀行員が理解しやすい、むしろ
これが無いと会話が成立しないものがあります。
それは「数字」です。
銀行員は会話の中に数字を入れないと話ができないのです。
銀行員も赤い血が流れる人間です。
だから、人情もあり温かみがある人間臭い人も多いです。
しかし、彼らは会社員であり、仕事師でもあります。
彼らの仕事は「きちんと返せる人に、きちんと返せる額でカネを貸すこと」。
どうしても、数字が絡んできます。
例えば、こんなずれた会話があります。
社長「今年はいいよ~。ガツガツいくからさ、ドッカーン!と売上バクハツしちゃうよ」
銀行員「ドッカンはいくらですか?」
そうです。社長の意気込みは伝わってきます。
気合十分。今年はかなりやる気なんですね。
銀行員はそれは計測したがるのです。
やる気なんて計測できないのに。
これは良い悪いの問題では無いのです。
銀行員とはそういう人種、と割り切ってください。
で、あなたを審査しカネを貸す人は、そういう人なのです。
だから、あなたが数字を理解して、数字を入れて
コミュニケーションを取るのです。
数字を理解できるかな?と不安かもしれませんね。
ここでいう「数字」とは、あなたのお店の数字です。
自分のことですから、知らないのも怖いことです。
だから、数字は理解しておいた方が絶対にいいです。
そして、全てを喋る必要もありません。
あなたも疲れるし漏れがあるかもしれないし
銀行員もそんなに暇じゃありません。
数字を入れていくものが「開業計画」です。
「開業計画」に全ての数字を盛り込んでいきます。
そう。
開業資金調達は開業計画作成に集約されます。
そして、開業準備とは開業計画作成とイコールでもあります。