お盆中、新聞を全く読んでいなかったので、昨晩はまとめ読みしました。
その中で、カネボウの記事がありました。
粉飾決算を1970年前後から行っていた、とのこと。
私は1974年生れなので、私が生れる前からやっていたのか・・・
と驚愕しました。

なぜ、そんな会社がここまで生き残れたのか?
疑問です。
しかも上場企業。
30年以上も会計監査人たる監査法人・公認会計士は何をやっていたのか?
大いに疑問です。

しかし、結局は潰れました。語弊があるかもしれませんが潰れたのです。
粉飾をする会社はいづれ潰れるのです。

粉飾決算とは、他者だけでなく、自分にも嘘をつく行為だと思います。
自分に嘘をつく人間が、どうして全うな仕事・経営ができるでしょうか?
しかも、粉飾は麻薬・・・。やめられない。

自社の弱い現状を認識したがらず、仮想の決算書に満足する。
現実逃避。

現実から眼を背けては、いい仕事はできないと思います。

数字は嘘をつきません。
現実を直視して、そこから強く這い上がるような会社がカッコいい。

いかがでしょうか?