私達の業界では1月~3月が「かきいれどき」と言われます。
5月・11月も3月決算・9月決算の会社が多いため「かきいれどき」と言われます。
私達のお客様は3月・9月決算の会社が少なく、
何故かばらけているため、5月・11月はヨソの会計事務所よりも暇です。
この「かきいれどき」という言葉。本当の意味をご存知ですか?
「かきいれどき」は、正しくは「書き入れ時」と書きます。
お客様を熊手で掻きいれるイメージの「掻き入れ時」ではないのですね。
商売が繁盛する時期というのは売上が多い時期ですから
帳簿に、昔ですから大福帳でしょうか?売上帳に「書き入れ」ることが多いことから
「書き入れ時」となったようです。
現在はパソコンで売上を入力して請求書を出すことが多いですから
「キーボード叩き時」や「プリンター全開時」でしょうか(笑)?
この言葉から分かるように、昔からあきんどは帳簿をちゃんと付けていた、
ということですね。
大福帳の頃の江戸時代は商人は税を払っていなかったですから
(天国ですね!しかし農民は地獄!)
業績把握や内部管理のために大福帳をつけていたのだと思われます。
確定申告が終わると1年が終わった気がします。
やっと正月を迎えたような気分です。
新人の頃は、この時期をくぐり抜ける度に自分が成長したような気がします。
そういった意味で自分をリセットして、振り返る「くぎり」を持つことということは
良いことですね。