頑張っている従業員は宝です。
その従業員が辞める時に功労金や慰労金などの名目でこれまでの感謝と御礼を込めて、お金を渡す事があります。ステキです。
または、モノを渡す事があります。
こういうものは全て退職金で経理してOKです。
退職金、所得税法でいう退職所得に分類されるものは、退職に際して支払われるものが該当します。名目は問いません。
上記の功労金や慰労金は退職に際して支払われるものです。逆に言うと、退職しなければ支払う事が無かったものとも言えます。そういうものは退職金でOKです。
退職金(退職所得)は受け取る方も所得税がほとんどかかりません。
退職所得控除の範囲内であれば税金はかかりません。退職所得控除の計算は
1、勤続年数が20年以内:40万円×勤続年数
2、勤続年数が20年超:70万×(勤続年数-20年)+800万円
で求められます。