答えは、とりあえず、テキトーに決算書を作って、出す。

以上です。


では、決算書の作り方ですが、いくつか方法があります。
まず、会計ソフトが電気屋でかなり安く売っていますから、テキトーなものを買ってきて作る。
エクセルのひな形をネットからダウンロードしてテキトーに作る。
前期のものがあれば、それを参考にすれば簡単です。

自分で作れない人は、誰か知っている人にテキトー頼む。
簿記を知っている学生を捕まえて、バイト代をテキトーに払えば
喜んで作ってくれるかもしれません。

こうやって作った決算書のリスクも説明しなければならないでしょう。
テキトーに作った決算書は事実に立脚していないので、虚偽であり粉飾です。
その決算書を元に融資が行われ、後に虚偽であることが判明した場合
詐欺罪が成立する、という見解もあります。
倒産などしたら、真っ先に取締役としての責任が問われるでしょう。

また、貸す方の金融機関も馬鹿ではありません。
と言うか、かなり頭は良いです。
彼らは金を貸すことが商売ですし、日常的に会社の決算書を見て吟味しています。
また、粉飾を見抜くための専用ソフト(「あらかん」が有名です。)を導入して粉飾が無いか探しています。
テキトーな決算書を元に融資したことが、親方「金融庁」にバレたら大変なことになってしまいます。
ですので、決算書の内容は、かなりうるさくチェックするようになっています。

決算書を出して金融機関にテキトーに作ったことがバレたら
あなたの信用はガタ落ちです。
追加融資を断られたりしないよう、テキトーがバレないような決算書を
テキトーに作ってください。

税務署はもっとシンプルです。
テキトーに作って出すか、もっと簡単に「ほっておく」という方法もあります。
「モグリ」になるのです。

しかし、税務署も馬鹿ではない。というか、国家権力です。
金融機関よりも数倍強力です。
彼らはモグリの業者を探すことも仕事の1つですので、ほっておくと彼らの方から探しにきて
親切なことに、税金を計算してくれます(多めに。)
また、バレると無申告加算税(15%)や延滞税(4%~14.6%。まず14.6%が適用される。)という
サラ金もビックリの金利を課してきます。

バレた後、翌年からキチキチ申告しなくても、長くて3年に1回のペースで税金を(多めに)
計算しに来てくれますから、安心ですね。

ちなみに、これらの方法は当事務所では全く推奨しません。
実行されたとしても、その後の責任は全く負いません。
問い合わせにも応じませんので、ご承知下さい。