ここんとこ、いろいろと発表している政府税制調査会。
こんどは、ゴルフ会員権の売却損の損益通算をできなくするようですね。

バブルの頃に流行ったゴルフ会員権。
当時は田舎の高校生だったのでさっぱりわからなかったのですが
高いものは何千万で取引されていたのですねーーー。
それが、今では、紙くず当然のものもある。
諸行無常でしょうか?

現在はこのゴルフ会員権で大損をした人のために
ゴルフ会員権の売却損を他の給与所得や事業所得を相殺できるのです。
商売で1,000万円利益が出た人は、値下がりしたゴルフ会員権を売って
1,000万円の利益を消すことができたのです。
が、これができなくなる。
2006年(来年)の税制改正に乗せるそうですから
損出しするなら、今年か来年中にした方がいいですよ。


この改正。業界では前から言われていたことなんですよね。
やっとできたか、という感じです。
事業に関係ない生活に必要なものの売却損は損益通算の対象じゃないんです。
売却益にも課税されませんから。(例えば、車。)
ゴルフ会員権だけ特別扱いだったわけです。
特別扱いが通常の取扱になっただけです。


会社名義のゴルフ会員権は関係ありませんので
ご安心を。