朝から納期特例の最後の追い上げをやって、今年も終了~~。

その後、地元信用金庫の支店長さんとお会いしました。
この支店は静岡市でも地場産業が盛んだったところにありまして
お客様も地場産業の会社が多いそうです。
静岡市の地場産業は、家具、仏壇、サンダル、お雛様が有名!です。
ご存知ですか?
大井川上流域から木材を切り出して作り始めたようです。
なので、林業も盛んだったんですよ。

脱線しました。。。

支店長さんが仰るには、金融機関としてお手伝いしたいのだけれども
会社の実情を表すものがないので困っている、とのことでした。
つまりは、月次試算表がないということです。
支店長さん曰く
「決算書は「手」が加えられているので信用できない。
 なので、手を加えにくい月次ベースの試算表で処理している。」
とのことでした。

現在では、月次試算表作成=月次決算は当たり前です。
パソコンが普及して、経理処理もカンタンにできます。
まだ、作成されてない方は会計事務所に相談してみましょう!

借入が多く、業績が芳しくない会社さんは経営改善計画の作成を
迫られているところもあるでしょう。
そういう会社さんは金融機関に積極的に情報開示していくことが必要です。
昔のように、金融機関にはなるべく会社のことを明かさない
という姿勢はマイナスです!!
「実態がバレると、融資を引き上げられるかも?」と思われるかもしれませんが
全く逆です。実態が分からなければ、疑惑が増えるだけです。
それよりも洗いざらい話して、融資担当を味方につけてしまったほうがいいです。

借入金が特に多い会社さんは、毎月、月次試算表を持って
融資担当と支店長に業績の説明をするくらいのイキオイが必要です!
そうすれば、金融機関も味方になってくれますよ。

地元信用金庫は地域密着で生き残りをかけています。
都銀や大きい地銀もいいですし、
小回りのきく信用金庫さんとタッグを組んで、業績を回復していきましょう!!