今日は先日のセミナーで名刺を頂いた地元信用金庫さんへ訪問です。
名刺を頂いた方とその支店の支店長さんとお会いできました。
約2時間ほど様々なことを話しました。
お2人ともお忙しいのに、私の話に付き合っていただいて
申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちで一杯です。
話の核心はこれからの融資。
以前の日記にも書いたとおり
これからの中小企業の融資はお客様・金融機関・税理士の
3者が共同で取り組んでいった方が
そうでない場合に比べ、融資が実行しやすくなり
お客様の資金計画にメリットがある、とのことでした。
税理士を通じて、お客様の内容を金融機関に伝えることにより
融資が行いやすくなる、とのことです。
もちろん、自社の内容説明は社長ご自身が行うのは当然です。
我々はそのサポート役、という位置付けです。
また、お客様に身近な税理士が経営改善計画作成のサポートを
行うことにより、融資の流れもスムーズになります。
おまけに、格付けアップも可能です。
中小企業経営者の方は税理士をただの税金計算屋や決算書作成代行屋と
位置づけないで、自社の資金計画のアドバイザーとなるように
お願いするのもいいかと思います。
内容は同じでも決算書の体裁で融資が「しやすい・しにくい」が
分かれることもあります。
ここらへんは意識しないと分かりませんから
決算書を作成される税理士さんによく頼んでおくことをオススメします。
間接金融から直接金融へシフト、などと騒がれていますが
中小・零細企業には直接金融はとてもできません。
地元金融機関からの間接金融に頼るほかありません。
地元企業の健全発展のために、地元金融機関が「目利き」となって
中小企業に投資を行っていただきたい。
我々、税理士はその橋渡しを行うことが求められている
と、考えています。