地元税理士仲間の小澤税理士さんのブログの記事を拝借拝借・・・。

恐らく、どんな方でも行っているとは思いますが
今後1年間を見通す表は必ず作っておいた方がいい。絶対にいい。
自分のことを言うと、これが無かったら不安でしょうがない。
おまけにメリットも大きいからだ。
小澤さんのものは、いわゆる勘定科目になっていますが
簿記的な勘定科目でなくてもいいです。
「ガソリン代等の交通費」や「○○さんへ払う分」など
自分が直感的にわかる括りでやって頂きたい。

市販の本などでこういった事業計画書の書き方が書かれていますが
とりあえずは、あれを参考にしていただければ良いと思います。
私もそういうものを何冊か読んでいますが
そこには書かれていないことを1つだけ書きます。

それは、ウキウキ・ワクワクしながら書くことです。

大きなフロンティアが目前に広がっているのです。
光に包まれた未来を想像しながら書いていってください。
1年では足りない人は、3年5年と書いていってもいいですよ。
3年5年と書いていくと、自分の行く先を再確認できて、いいです。


しかし、

しかし、これでは、数字の遊びなのです。
よくある経営計画の間違いに陥ってしまいます。

以前の日記にも書きましたが、行動計画が無ければダメです。
経費の行動計画なんか、要りません。勝手に出ていきますから。

売上です。売上を叩き出すための計画を
具体的かつ即・行動に落とし込めるように書いてください。
そして、その売上をどのように回収するかも、書いてください。
7月に何をどのようにいくらの予算をかけてやって
8月に何をどのように誰と会って・・・。
と、誰が見ても分かるような形で行動計画を作ってください。

「そんなん頭の中に入ってるから、いらん!」という方もいらっしゃるでしょう。
そういう方には必要ないかもしれません。
しっかり練れている方は、実績を上げられるでしょう。
しかし、何年もつでしょうか?

経験上、数字を全体的に捉えられる起業家は少ないように思います。
経営者としての実務を通して、辛酸を舐めながら体得していくものかもしれません。

損益計画・資金繰り計画、これを現実のものとする行動計画。
これを是非、作ってくださいね。


私も、来年の事業計画を作り始めています。
頭が痛いですが、しっかり作っておこうと思います。
何でも設計図があった方が、やりやすいですから。