過去の申告書を紛失してしまった
申告書を以前の税理士さんに預けっぱなしで手元に無い
以前の税理士さんから控を貰っていない、などという理由で
申告書が無い場合、次の方法で申告書を取得する事ができます。
時間はかかるが、コピーを手に入れたいなら、これ
個人情報の開示請求という手続きを行って、コピーを取得できます。
国税庁のこちらのサイトから書類を取得し作成し
申告書を提出した税務署に提出します。
30日以内にコピーを渡されます。
こちらの方法は手数料が300円かかります。
時間と300円がかかりますが、控を手元に置いておきたい場合は
有効な方法です。
すぐ必要で、見るだけなら、こちらで
もう1つ、閲覧という方法があります。
閲覧はその名の通り、「見るだけ」で、コピーする事はできません。
現場で書き写すか、見て確認する事ができます。
申告書が税務署にあれば、すぐに確認する事ができます。
数年前のもので申告書が税務署に無い場合は
数日後に閲覧する、という流れになります。
※全ての申告書が税務署に保管されている訳ではありません。
税務署の倉庫にも容量の限界がありますので
過去の申告書は国税局などの倉庫で集中保管されます。
1年前のものは税務署内にあるかと思いますが
数年前のものは無いことがあります。
閲覧をする場合は、見たい申告書が税務署内に保管されているか
確認の電話をされる事をお勧めします。
閲覧に関する国税庁が作成した概要はこちらから。
閲覧申請書はこちらから取得できます。
見たい税目・年分(事業年度)を記入し、提出します。
税理士さん向け情報
閲覧は税理士が代理人として行う事ができます。
納税者の同伴は必要ありません。
代理人として閲覧を行う場合は委任状が必要です。
税務代理権限証書とは別の委任状が必要となります。
委任状はこちらからダウンロードできます。
税理士が代理人として閲覧する場合は
申告書等閲覧申請書の右上、閲覧申請者は
税理士を記載する事になっています。