以前のブログでアップした税務調査が
とりあえず終わりました。
1日の予定でしたが、半日延長して1日半でした。
「とりあえず」と言うのは、現場=御客様の会社での調査が終了したということです。
1日半のうちに調査官が持った疑問や指摘事項に対して
こちら側が資料をまとめて意見を伝えるという段階に移ります。
なので、しっかりとは終わっていないんですね。
確定申告期(2/16~3/15)に入ると調査が行われないので
それまでに資料を提出する段取りになっています。
最近の税務調査、と言うか、私が今まで経験した税務調査(少ないですが)では
いわゆる高圧的な調査や犯罪者と決めつけた様な調査はありません。
ただ、調査官も人の子です。あんな巨大組織になれば、いろんな人がいます。
言葉使いが厳しい人もいれば、優しい人もいます。
性格的に高圧的な人もいれば、こちらが「え?」と思うほど低姿勢の方もいます。
「当たった人による」ということは否定できませんが
ヘンテコな事を言う人は少ないのではないでしょうか?
むしろ、高圧的な調査を受けたり、無理難題を言われている様に感じたら
自社の事を振り返ってみるのも良いのでは無いでしょうか?
キャリアある調査官は累計では相当の数の会社を見ているはずです。
その方の人間性に依りますが、意地悪な人で無ければ
そんな風になる相応の理由があるはずです。
話がそれました。
変な調査は、少ないです。
なので、昔から「税務署と闘う」という言葉に抵抗があります。
税務署は闘うところじゃない、と考えています。
税務署や調査官は法律で考え動きます。
だから、法律が全てです。
日本の法律は全て明文化されており、判例も豊富です。
それらに則って、主張すべきは主張する。
資料を整え理論武装し、明快な説明でもって主張する。
仮に調査官が無茶苦茶な事を言えば、調査官を諭して
引っこんでもらいます。
誤りがあれば、素直に認め修正します。
間違っていることは間違っているのですから
ゴネても仕方がありません。
それよりも認めた方が後々良いです。