命保険の種類は3つしかない、と以前の記事で書きました。
その3つを解説していこうと思います。

定期保険とは?

定期保険とは、保険期間が定められていて、その期間中に亡くなると
保険金が支払われる保険です。
いわゆる、掛け捨ての保険で、解約しても返戻金はほとんどありません。
返戻金とは読んで字の如く、解約時や満期時に戻ってくるお金です。

保険期間が10年のものですと、10年間の間は契約が有効で
その間に亡くなると保険金が支払われるタイプです。

10年経過すると契約満了ということになり、保険は亡くなってしまいます。
通常、契約満了前に更新手続きを行なって保険を継続させます。
更新とは、保険にもう一度入りなおすイメージです。

更新後は更新時点の年齢で保険料を計算するので
更新前と更新後では保険料が高くなります。

保険期間も短いものは5年、長いものは満70歳まで、というように
現在はいろいろなタイプのものが発売されています。
保険期間が短くなればなるほど保険料は安く
長ければ長いほど保険料は高くなります。

終身保険に比べて安価な保険料で大きな保障を得られるのが
定期保険のメリットです。
更新をすれば保険料は高くなりますが、一般的に年齢が高くなれば
死亡時に必要なお金は少なくなっていますから
保険金を減らせば保険料は減額しますから
更新前後で保険料に差が生じないようにすることもできます。

掛け捨ての保険なので、解約しても返戻金(戻ってくるお金)はほとんどありません。
その分、保険料が安くなっているのです。

<メリット>

安価な保険料で大きな保障が得られる。

<デメリット>

一定期間で保障が切れてしまう。
更新すると保険料が高くなる。
更新する年齢には上限がある(例えば85歳まで、など)

<どんな人に向いているか?>

子育て世代(まさに、私)
現在の私は月間保険料が1万5千円程度で約1億円の保障をつけています。
タバコを吸わない健康体なので、余計に安くなっています。