さあ、リースです。

リースとは何なんでしょうか?
早い話が借金です。

 

 

リースというと、モノを借りているように思っちゃいます。
しかし、実際には、リース会社にモノを返す事もできませんし
最初に契約したリース期間(おおむね5年)は借りていなければなりません。
その間はずっとリース料を払い続けなくてはなりませんし
途中で解約すると、残りのリース期間分のリース料を
違約金として一括で払わなくてはなりません。

 

つまり、リース会社からお金を借りてモノを買って
返済をリース会社にしている、と考える事もできるんです。
(実は、こちらが正解。)
考えにくければ、途中解約不可のモノのレンタルみたいなもんです。
しかし、返す事はできません。

 

 

リースはリース会社が行います。
リース会社は銀行とは違う、リース会社独自の審査を行って
お金を貸すかどうかを決定します。

 

銀行からは希望の金額が借りられない時は
足りない部分をリースで借りて、資金調達する事も1つの手段です。
美容院の場合、例えば、外装・内装の工事は銀行からの借入金で
工務店に支払いをし、椅子やシャンプー台などの設備は
リースにする、っていう具合です。

 

 

リース会社の審査は金融機関ほど厳しくありません。
しかし、金融機関よりも金利が高めだったりします。
しかし、以前に書いたように、金利の違いによる
支払利息の差は少ないです。
金利差にこだわってお金を借りる事が出来ず
結果、お店を作れなくなる方がはるかにもったいないです。

 

銀行の回答が厳しい場合、開業計画を見直して
リースを使って、銀行から借りる額を減らすことも考えてみてください。

 

 

設備屋さんはリース会社と契約しているところもありますから
銀行から借りられる・借りられないは別として
リースでやってくれるかどうか、確認しておくと
選択肢が増えて、いいです。